2020年8月12日
Rising Star 2
インディーRPGシミュレーションシングルプレイヤー

バンドを始め、世界を席巻できる音楽業界シミュレーターRPG。成功の影にはかならず苦労が存在する。地元の音楽シーンでコネを築きつつ、スターへの階段を昇りつめろ。
94
Steamレビュー
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プレイ時間 70時間
おすすめ
あなたは18歳になった。もう何でも自分一人で出来る年齢だ。そうだ、バンドを組もう!世界を股にかけるロックスターになるのだ、目指すは次代のジミ・ヘンドリックスか、テリー・キャスか!しかし、あなたの素晴らしい計画には一つ、大きな落とし穴があった。それは…あなたは音楽のことなど何一つ知らない、ズブのド素人なのである!(ステータスALL1、英才教育なし、コネなし)
ダブルベッドにバンドの演奏スペースまである質素な…アメリカ人の基準では…アパートに住んでいるのは自分だけだ。毎月の家賃の支払いに追われる心配がないのは、そこが両親の残した遺産だからかもしれないし、あるいはゲーム的な都合で描写されないだけで、同居している両親がちゃんと働いて月々の家賃と食費と光熱費と保険料と車のローンとクレジットカードの請求を粛々と払っているあいだ、家に一銭も入れず週末にバーやクラブを梯子しながらロックスターを夢見る若者を生温かい目で見守っているだけなのかもしれない。
Rising Star 2とは、一から始まるバンド経営をミクロ視点で描いた、シミュレーション要素のあるRPGである。
2007年に発売された前作(Steam未リリース)はBlitz3Dで製作され、当時からして10年前のゲームではないかと疑われるグラフィックと、中毒性のあるゲームプレイから、「刺さる人には刺さるゲーム」として極一部のゲーマーの間で知られていた。その続編である本作(Unity 2020製)は、基本的には前作のグラフィックを強化したリメイク版とでも呼ぶべきもので、音楽ジャンルの撤廃や扱える楽器の種類が減っていたりはするものの、舞台は北米だけでなく欧州・中国・韓国/日本(DLCを含めると南米)から選択できるようになっており、エリアによって建物の外観や流行りやすい音楽テーマが異なるという特徴がある。
また各地域に設定される固定の音楽テーマや都市のレイアウト、キャラクターの楽器との相性などはプレイ毎に異なり、それがリプレイ性を生み出している。
本作は非常にスロースターターで、18歳の若者がいきなり鳴り物入りでデビューしてスターダムにのしあがる、というような物語を想定していない。一日一日を堅実に過ごし、着実にスキルを磨き、バイトで現金を稼ぎつつ、地元のクラブと顔の繋がりを作りながら、ゆっくりとキャリアを進行させていく必要がある。まずもって地元の小さなバーで演奏するのに最低でも六つの曲を書きあげ、人前で恥をかかないよう練習を重ね、演奏の予定を入れるにも事前に何度かライヴに足を運んで評判を作っておくか、適切なビジネススキルが要求される。その最初の足掛かりを作るまでは、あなたのキャラはただの音楽好きのフリーターでしかない。
マネージャーを雇い、レコード会社との契約を取りつけてからも、スターへの道は一筋縄ではいかない。アルバムを売り上げるには、キャラクターの能力や曲の完成度だけではなく、既にどれだけの人気を得ているか、レコード会社がマーケティングにどれだけの費用をかけるかが重要となるのだ。また契約が大型であるほど困難な条件が付与されることもあり、きちんと内容に目を通しておく必要がある。
なお時間経過で一定額を支払わなければならないというような、この手のジャンルにありがちなタイムリミットは存在しないため、課題に追われることなく自分のペースでゲームを進めることができる。体力は突発的なアクシデントか車の衝突でのみ低下し(バイトやライヴや時間経過などでは減らない)、ゲームオーバーは度重なる車の衝突でメインキャラクターが死亡した場合にのみ発生する。
キャラクターの体型変更はゲーム開始時のみ行うことが可能で、オリジナルのキャラを1~5人まで作成できる(名前や髪型・服装は後から変更可能)。目鼻顔立ちから体型、身長に至るまでかなり細かい調整が可能で、女性の胸スライダーをMAX近くまでもっていくとデカくなるだけではなく、垂れるという、妙なリアリティがある。
服装の種類は膨大ではないがそれなりに多い方で、個人的には好みの服装が一通り揃っていて満足だった。マスク系が充実しているのも良い。
楽器は実在のモデルが実名でバンバン登場するし、Tシャツの柄に至っては実在のバンドのロゴがそのまま使われてたりするので「これ大丈夫なのか?」と疑ってしまうが、まあ、いちユーザーがそんなことを心配してもしょうがない。ギターとベースはすべて個別にモデル化されており、購入したものを自宅に飾れるという拘りぶりだ。惜しむらくはその他の楽器は汎用モデルが使われるのみとなるが、さすがに全楽器の個別モデル化は個人製作者に対して望みが高すぎるというものだろう。
本作のユニークな点は、楽器の性能が装備するキャラクターによって変化するという点で、これは個人の好みや相性をゲーム的に再現したものとなる。
ライヴに使用するバナーやグッズ用Tシャツの柄、アルバムジャケットについては、あらかじめ用意されたロゴやフォント、スタジオで撮影したメンバー写真を組み合わせて作成できるほか、PCに保存してある画像ファイルを取り込むこともできる。そこに拘れるスキル、あるいは熱量を持ったプレイヤーであれば、本作におけるロールプレイ(ゴッコ遊び)を心行くまで堪能することができるだろう。
ゲーム中のBGMはローカルフォルダを指定して自前のものを流せるほか、作成した曲に個別に音楽ファイルを割り当てることで、ライヴ中に好みの曲を流すこともできる。
本作は見た目の通りに80年代HR/HMカルチャーの影響を色濃く受けている。つまり、ロックがセックス・ドラッグ・アルコールだった時代だ。といっても本作にはセックスもドラッグもアルコールも登場しないが、たとえばホテルやモーテルに宿泊するさい、器物を損壊することで幸福度や作曲のインスピレーションを得ることができる(なんたって洗面台を引っこ抜く実績があったりする)。しかもこれは金が余るゲーム後半、レベルが上がってインスピレーションが得られにくくなったり、ツアー中の幸福度のマネジメントにあたっては、わりと実用的なテクニックだったりする。レッド・ツェッペリンがツアー中にホテルの窓からTVを投げて、通行人に当たるかどうか賭けをして遊んでいた…などというゴシップを覚えている人は、この仕様に笑って納得するだろう。それが良いとか、悪いとかいう話じゃない。そういう時代だったんだ。
だからといって、もちろん、本作をプレイするにあたって必ずしも騒音を撒き散らすロック野郎になる必要はない。アニメ的なガールズバンドを目指してもいいし、ボーカル五人でアカペラ軍団とか、ギターとドラムとシンセでYMO的なエレクトロをやってもいいし、もちろんツインリードでゴリゴリのメタルサウンドを目指してもいい(ただしライヴ会場のレイアウトの問題から、ドラムは一人しか加入できない)。なんだったらシンセのみのソロアーティストなんかも可能だが、もちろん、そういう無謀な試みには困難な道のりが待ち受けている。
人を選ぶゲームではあるが、バンド(あるいはミュージシャン)というテーマに関心があり、そこに感情移入してプレイできるなら(あとは単調な作業を延々と繰り返すタイプのゲームが好きなら)、本作は他にないニッチ需要を埋める作品として、あなたの「あと一時間だけ…!」を絞り取ってくれることだろう。
良いゲームだと思います。
2025/8/57人が参考になった
プレイ時間 101時間
おすすめ
地道な毎日を繰り返しながら着実に技術と名声を積み重ねていくバンド・シミュレーションゲーム
:
初めはアルバイトをしながら拙い技術でライブに参戦しては手応えの無さにガッカリの日々
徐々にスキルが積み上がって作曲のコツを掴んできたら客の反応が変わってくる
試行錯誤を繰り返して徐々にバンドの成長は加速していく
地方の対バンライブ大会で優勝しマネージャーを雇って地方レーベルからCDデビュー
小さいライブハウスを卒業しホールツアーを組めるようになっていく
格上バンドの前座として大きな会場で演れるようになってまた自分の力量の無さに気付かされ
とにかく曲を作ってはライブで演奏の繰り返しの日々
ある日いつものように新曲を披露した瞬間、数千人の客が一瞬で沸き上がる
これが名曲というものなのかと気付いた時、また次のステージへの扉が開く
:
派手なイベントや演出はなく、ひたすら日常を繰り返す海外製シミュレーターではあるものの
金策、楽器集め、楽曲製作パズルとなかなか飽きさせない良作ゲー
難易度普通だと三年くらいで頂点まで行けたので
いつかやるであろう二週目は高難易度でもっと苦労して遊びたい
2025/9/172人が参考になった
プレイ時間 14時間
おすすめ
ゲーム開始早々、ベーシストが「音より衣装が大事」と言い出し、全員ヒョウ柄のタンクトップでライブに挑む。観客3人。うち2人はバンドメンバーの親。残り1人は通りすがりの犬。
演奏はガタガタ、MCは全員マイクオフ、そしてドラムがバグって2倍速に。
でも、なんか……楽しかったんだよな。
「Rising Star 2」は、バンドって下手でも本気なら楽しい!ってことを、笑いながら思い出させてくれるゲーム。
名もなきカオス系バンドもスターになれる…かもしれない。
2025/8/192人が参考になった
対応言語・スペック
日本語対応
最低スペック
OS
10
プロセッサー
2013年製以降
メモリー
8 GB RAM
グラフィック
2 GB
ストレージ
3 GB の空き容量
推奨スペック
OS
10
プロセッサー
Year 2017 or newer
メモリー
16 GB RAM
グラフィック
4 GB
ストレージ
3 GB の空き容量