2020年8月7日
Warriors of the Nile ~太陽の勇士~
インディーストラテジーシングルプレイヤー

エジプトの神々に祝福された勇者達を率いて、貪欲の神アポフィスを討伐し、太陽を奪い返す。ランダムに変化するタブレットを選んで戦略を立て、独特なスキルシステムを構築する。そして自動生成するステージの中で強力なボスを挑む。
79
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プレイ時間 12時間
おすすめ
全アンロック完了&挑戦レベル10までクリアしたので最終レビュー。
1. ゲーム概要
ターンベースの戦略ゲー。
1周クリアに1時間くらいのサイクルを繰り返すローグライト系。
1~3章で構成されており各章は9つのステージを含む。
最終ステージはボス戦。複数いる中からランダムで選ばれる。
クリアかゲームオーバーで街に戻る。
街では建造物を作ってキャラの恒久強化と石版のアンロックが出来る。
初期状態でも強い石版が色々あるので通常クリアには重要ではない。
もっとも連勝できれば6時間程度で全アンロックが終わってしまうが。
2. キャラクター
操作キャラは常に同じ3人。
・戦士
素でアーマー持ちのタンク。序盤の雑魚なら基本的に完封できる。
石版の強化が総じて優秀かつ使いやすい。バランス良く伸びるのでビルドに成功すると頼もしくなる。
他二人が貧弱なのでこいつを前に出してタゲ取りするのが雑魚戦の基本戦略である。
・ハンター
移動と攻撃が同時に出来るアタッカー。
単体火力を強化する石版が多く、中盤以降は雑魚なら大抵一発で倒せるようになる。
AoEが少ないのとアーマーを付けにくいのでボスと召喚タイプに弱い。
・秘法使い
移動と攻撃が別々にしか出来ない半固定砲台。
射程とAoEの強化が多いのだが初期能力だと火力も高くないので序盤は足を引っ張りがち。
ハンターと違って多少アーマー強化があるので雑魚相手に1タゲ取るくらいなら割と可能。
3. 周回要素
・建造物(キャラの性能の微増加、新石版のアンロック)
・挑戦レベル(いわゆるアセンション。難易度を上げるオプションが10段階ある)
・キャラスキン(見た目と性能が少し変わる。各キャラ4種類で3種類まで実装済み)
・彩色石版(クリア時に所持していた石版のスキンが色付きになる、だけ)
建造物以外は初回クリア後の要素である。
4. ゲームバランス
戦闘バランスは大味で強めのAoEをピック出来たらそのキャラを鍛え続けるだけ全ての局面が乗り切れる。
石版ピックによって戦略が変わったりしないので単に強いものを選ぶだけになりがち。
またアンロックされる金色石版の性能が微妙なので無い方が楽と性能バランスも問題あり。
挑戦レベルは8まではほとんど誤差レベルの違いしか無い。
9で雑魚が増えて10でラスボスの側近が増えるのでそこで初めて難易度の上昇を感じる。
全体的に大味なので一度コツを掴むと苦戦しなくなる。
筆者の場合、挑戦レベル1~8まで無敗で進み9&10で初めて失敗混じりの攻略となった。
5. 総評
ローグライトx戦略ゲーという意欲的なテーマにチャレンジしたこと、エジプト風アートの完成度の高さなどお値段の割によく仕上がっている印象が強い。
しかし戦略性の乏しさから来るリプレイ性の低さにより、現状ではあまりローグライト作品としては完成しているとは言いにくい。
今後アップデートやユーザーからのフィードバックで改善されることを期待したい。
0. 余談
男性陣はスキン変えても乳首が見えてるのに秘法使いちゃんだけ胸を隠しているのは何故ですか。
ポリティカル・コレクトネス的にアウトだと思います。
秘法使いちゃんにも胸をさらけ出す自由を!
2020/8/833人が参考になった
プレイ時間 31時間
おすすめ
防御力の高い勇士、使いやすい遠距離攻撃キャラ狩人、ややピーキーな秘法使いの3人で太陽を飲み込んじゃったアペプをぶちのめしに行くという単純明快な筋立てのローグライクストラテジーゲームです。
繊細なストラテジーゲームとインフレ上等のローグライクの組み合わせというとかなり精緻なバランス調整が必要になりそうな気がしますが、このゲームはインフレについてきわめて寛大です。むしろインフレさせないと後半の物量に対処しきれません。
ではストラテジーな要素が全然ないのかと言うとそうではなく、貧弱な3人の前にむやみやたらに野生生物とバンディットが襲いかかる序盤は3人の運用をちゃんと考えないと速攻でボコボコにされてしまいます。アーマーが毎ターン全回復するシステムに合わせ敵の攻撃力がそこそこ高い上に数が多いので、後衛二人の位置取りを間違えようものなら1ターンで沈没しうる苛烈さがあります(敵AIが結構ゆるいので、わりと見逃してくれる場面もありますが……)。更に1面ボスはどれも強敵ぞろいでパターンがわからないうちはまず負けるレベルです。
つまるところこのゲームはいかに序盤~中盤を被害なく乗り切り、後半のインフレスタートまで耐え抜くかというところに頭を悩ませるゲームです。後半になって勇士が剣を振るたびにマップのほぼ全域の敵を攻撃できるようになりアーマーが削れるより早く敵が倒れるようになったらあとはウイニングランです。ラスボスたるアペフもあなたの勇士たちを止めるにはあまりにも貧弱ですので、ハワイのことでも考えながらマウスを適当にクリックしてエジプトに平和をもたらしましょう。
各種パッシブスキル&装備品の効果が噛み合っていく楽しさが優先され、後半ストラテジー要素がすっ飛んでいってしまうところは好みが分かれるかと思いますが、インフレのために最初苦しい思いをするのが大丈夫な方であれば楽しく遊べると思います。日本語訳もそこまでおかしくはないですし、バグにも遭遇しませんでした。値段のわりにはしっかりした作りだと思います(ただ日本語訳には一点注意が必要で、大なり(>)の訳を「以上(≧)」にしてしまっています。石版や装備品の効果に「~以上」と書いてある場合、指定された数を超えていないと効果が発動しません)。
2020/9/129人が参考になった
プレイ時間 8時間
おすすめ
ローグライク的な運ゲー&中毒性とSRPGとしての戦略性が、繊細かつ大胆なバランスで纏まったとってもユニークなエジプトファンタジー。
その題材・デザイン・ゲームプレイを通して得られる体験どれもが良質かつ個性的なものであり、自分がインディーゲームの小品に求めるものを一通り備わっている気分のよい作品。
死んだら終わりのローグライト的な側面と、slay the spire的なスキルカードガチャ便りの成長要素に加え、特に序盤は繊細な判断を迫られる詰将棋的なSPRG戦略が上手くかみ合ったシステムはそこそこのリプレイ性がある。
自軍コマは3キャラしかいないがいずれもHPが貧弱で、素の状態だと殲滅力が敵コマに比べて優れているわけでもない。HP回復の機会も極端に限られているので、自軍ユニットを如何に傷つけずにステージを進めるかに心血を注がなければならず常に繊細な判断を求められることになる。たった一手のミスが修復不能な事態に繋がる詰将棋的な緊張感がついて回る。
キャラクター成長も1ステージクリア毎にランダム得られるスキルカードに依存するので安定性に欠く上に、成長できるのは3キャラのうち1キャラだけなのでどのようにパーティーを強化していくかの戦略設定が重要になる。強いレアスキルを1枚引いたところで、それを盛り立てる為のコモンスキルが揃わないと機能しない点もslay the spire系と同様である。そのガチャの結果を観ながら、火力担当・防御担当・遊撃担当など柔軟に各キャラのロールを割り振りながら進めていくので、一介のローグライクよりも遥かにパーティー育成要素にも頭をひねらないといけないし、またそれが大変楽しくもある。
そんな繊細かつシビアな選択が求められるのは、実は序中盤のみであり、中盤~終盤にかけては上手く育ったキャラクターの能力がインフレしまくり敵の大群を殲滅滅殺するゲームへと徐々に変化していく。
敵のステータスもどんどん上がっていくのだが、味方キャラクターのインフレがあまりにも爆発的で敵がついてこれない。圧倒的な火力と攻撃範囲で敵の大群を蹂躙していくその様は、序盤の頼りない自軍ユニットを細心の注意で介護していた様相と余りにも違う。
このゲームバランスの変遷をどう捉えるかは人次第だが、自分の場合はシビアで運要素も求められる厳しいゲームには、そのご褒美としての強烈なカタルシスを求めたいという欲求があるので、それには十二分に答えてくれていると言える。(slay the spireでもデッキビルドが完成し敵を屠るモードになった時が一番幸せだった)
繊細でミスが許されないハードコアさでビシビシを鞭打たれる序盤と、それを切り抜けたご褒美とばかりに強者として弱者を蹂躙する俺TSUEEEEEEEEEEE!!!のカタルシスを味わわせてくれる終盤が、1プレイでセットになったバランスこそがこのゲームの個性なのだと思う。
実際、自分の全面クリア率は20%程度だと思うが、ファーストステージを突破できた場合ほぼ100%全クリまで辿り着けた。とにかく厳しいのは序盤である。
また、敵の種類は決して多くはないので、ある程度周回して勝ちパターンの道筋に慣れてきてしまうと、スキル・装備のガチャゲーをするだけになるのでだんだん緊張感が薄れてくる。もう少しステージや敵のバリエーションがあったらなら、文句なしの中毒性とリプレイ性を兼ね備えたゲームになれるのかもしれないが。
エジプトを題材にした世界観やデザインもとても魅力的。
エキゾチックで中二病的な要素もあり、服飾品や装飾のデザインもかっこいいのに、ヨーロッパ風ファンタジーやアジア風ファンタジーと比べてあまり人気がないエジプトファンタジー。そこにJRPGや和製マンガ・アニメ的なエッセンスを入れつつ、元ネタへのリスペクトも決して忘れない塩梅でデザインされたキャラクターはカッコいい&可愛く、王道的でありながら他の作品では見られないものに仕上がっている。絵柄はカジュアルでありながら、意匠はしっかりエジプト的。
この「日本の漫画アニメゲーム風かつエジプト的な意匠のデザイン」を中国人が作っているのだから驚きだ! 逆説的だが、中国人クリエイターが持つ『日本風キャラクターを創るデザイン能力とセンス』は日本人のそれを凌駕しつつあるのではなかろうか?
その他細かい感想
・秘法使いちゃん可愛い。猫耳マズル口も良いけど、服装もエロくて可愛い。
・マッチョな太陽の戦士も、イケメン風の砂のハンターもとてもカッコイイ。
・音楽もなんかエジプトっぽくていい感じ。
・アンロックできる新キャラがいまいち地味で使いにくい。もっとピーキーな性能で良かったのでは?
2021/1/308人が参考になった
プレイ時間 2時間
おすすめしない
ローグライト戦術SLGゲーム。ステージクリア後に入手できるスキルや装備を選択してキャラクターを強化しステージをクリアしていく。キャラクターが3人しかないとか、ぱっと見ありがちなSLGっぽく感じた事から避けていたが、やってみると意外と面白かった。個人的にはローグライトとSLGはあまり噛み合わないと考えているが、このゲームでは比較的よく融合できていたように感じる。
と言いつつもおすすめしないとしているのは、難易度が簡単な事とプレイ感覚が単調な事が理由だ。このゲームは初期難易度が結構簡単で2時間ほどでクリアできてしまった。それに加え、あとから解放されるスキルや装備が最初のものの単純な上位互換のように感じた。そういった理由からクリア後に解放されるチャレンジに手をつける気は起らなかった。プレイ感覚がガラっと変わるような新しい要素が解放されるのであればもっと楽しめたように思う。
2020/10/246人が参考になった
対応言語・スペック
日本語対応
最低スペック
OS *
Windows 7
プロセッサー
Intel Core i5
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2 GB RAM
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NVIDIA GeForce GTS 450 / ATI Radeon HD 5750
DirectX
Version 10
ストレージ
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