Trek to Yomi

死に瀕する師への誓いとして、若き侍、大樹はあらゆる危険から自分の住む里と愛する人々を守ることを決意する。悲劇に直面し、務めを果たすとき、孤高の侍は生と死を越えた旅に出なくてはならない。自分自身と向き合い、歩むべき道を決めるために。
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プレイ時間 5時間
おすすめ
ゲームプレイの出来の良さでいったら、そこまで褒められたものではない。
2.5Dの画面で繰り広げられるチャンバラは技のバリエーションのわりには不自由だし、敵の行動も単調。固定されたカメラ位置の関係で敵の攻撃モーションの出だしがわかりづらく、不本意な一撃をくらってしまうことも一度ではない。
ごり押し一辺倒では通じない緊張感のある雑魚戦はソウルライク的といってもいい(スタミナ制、チェックポイント制でもあるし)ものの、達成感や快感からはやや縁遠いかもしれない。
道中設置された漢字を用いたパズルもワンパターンで、日本人にとっての難易度以前におそらくユルヴァーサルに退屈だ。あってもなくてもいい。
ストーリーは暗すぎる上に性急だ。主人公を含めたキャラに対する愛着や理解が深まる前にどんどん展開が進んでいくので、マルチエンディングのために用意された「選択」もなんだか空虚である。特にヒロインが書き割り的にしか描写されないのは致命的だろう。
ところが、本作はビジュアルがいい。すさまじくいい。あらゆる瑕疵を補ってあまりある輝きを放っている。
テクスチャのクオリティはけして高くなく、なんなら数世代前の感すらあるが、五〇年代六〇年代の黄金期時代劇映画を徹底的に参照したライティングと画面の質感は Ghost of Tsushima の「黒澤モード」よりよほどクロサワ的だ。
白黒画面の「黒」を単なる黒色や灰色として撮っているのではなく、陰影を際立たせるための「陰」として捉えている。黄金時代時代劇オマージュでこれを意識できている作品は映画でもそうないんじゃなかろうか。
開発者の Leonard Menchiari は前作『The Eternal Castle 』で「存在しない1980年代のゲームをリマスターする」という体で、ユニークで洗練された 2bit-CGA のグラフィックを実現している。質感や手触りの再現に異常なまでに気を払うクリエイターなのだろう。
これまで時代劇的なゲームは Ghost of Tsushima や日本製の『侍道』などを含めても、あくまで「サムライゲーム」でしかなかった。ゲームとしては上出来だったし、ああいうのはああいうので愉しめる外連味を持っているものだが、しかし「(一般的な意味でイメージされる)あのころの時代劇」ではなかった。
Trek to Yomi では三船敏郎になれる。カツシンになれる。黒澤映画の一部になれる。
こんなゲームは他にない。
開発者は黒澤だけでなく、小林正樹の『切腹』、衣笠貞之助の『地獄門』といった時代劇の他の名作にもイメージソースを求めつつ、『獣兵衛忍風帖』『サムライチャンプルー』(どちらも海外のアニオタにファンが多い)や『ベルセルク』(クリエイターのフェイバリットらしい)にもインスピレーションを受けたという。オマージュと言えば随所で『七人の侍』の「あの旗」が出てくるのもニクい。それに、あのわざとらしい月ときたら! ”わかって”るねエ!
映画と実際の江戸期(Aki Tabei Matsunaga という日本の?専門家を雇ったそうだ)との両面で綿密に考証された背景美術はケチのつけようがない。やや時代がかりすぎたセリフ回しや『古事記』にやたらフィーチャーされたフレーバーテキスト、ミョーなファンタジーっぽさには漠然と違和感をおぼえはするものの、開発者の日本文化リスペクトとの表れと考えれば好感を持てる。
一周目のプレイ時間が五時間、というサイズ感もいい。この尺がまた映画的な体験に近い感覚を与えてくれるのだ。
欠点は多いゲームだ。正直一度クリアすれば、一撃死モードをやりこんだり、トロフィーをコンプリートする気分にはなれない。年度のベストゲームに入ってくるような作品ではない。
だが、このグラフィックの良さだけで二時間プレイするだけでも定価を払う価値はある。
インディーゲームの一点突破の良さが存分に味わえる一作だ。
2022/5/1222人が参考になった
プレイ時間 9時間
おすすめしない
辛かった。ひたすらに苦行でした。
深みのなく理解できないストーリー。
多彩じゃない敵たち。
飽きの来る同じことの繰り返し。
背景のなく何がしたいのかわからないラスボス。
雰囲気だけでした。その雰囲気やエフェクトで操作しにくかったり見づらかったりもします。
ラスボスが上下に刀をブンブン振り回すダサい攻撃が一番強いのがとても腹立たしかった。
疲れた。
2023/5/314人が参考になった
プレイ時間 8時間
おすすめしない
"『Shadow Warrior』でふざけまくったFlying Wild Hogが少し真面目な世界観のゲームを作りました。"
演出面は最高なのだが、ゲームとしての出来があまりよろしくない。
雑魚戦はコツを掴めば少しは爽快感があるのだが、ボス戦が隙なしの覚えゲーすぎた…。
【白黒で描かれる侍と黄泉】
このゲームの最大の魅力はやはり昔ながらのモノクロ表現だ。平和な村が血塗られていく瞬間、無慈悲な土砂降りの雨、人々を襲う戦火、それらを白黒の画面で観ることで新しい…あるいは懐かしい感覚で物語と世界を楽しむことができる。
ただしその反面、探索の難易度も少し上がっている。”明るい方向が正規ルート"と分かれば苦労も減るだろう。
【殺陣のような戦闘】
戦闘は2Dで前後から敵が襲ってくる。前方の敵を倒してから素早く振り向いて後方の敵を攻撃する様はさながら侍映画の殺陣のよう。
敵の攻撃を避けたり、タイミングよく弾くのは難しいが成功した時の爽快感は格別で、反撃やとどめの一撃を決めた際には体力が回復するなどリスク・リターンが割としっかりしている。
使える技が豊富で混乱するかもしれないが、使い慣れたものに絞って極めていくのがオススメ。
【細かい不満点】
本当に、敵の攻撃を避けるのが難しい。特にボス戦は攻撃が早い上に回避の余裕が極端に少ない、覚えゲー。このゲーム随一のストレスポイント。
セーブポイントの位置が悪く、ボス戦のリトライに少し走らされるなど無駄な時間が生まれやすい。
能力強化・新技会得・一部セーブポイントが隠しルートのほうにあるので攻略の難易度に差が出やすい。しかもチャプター単位でやり直すなどができないため収集物を逃したくない人にはストレス。
2022/5/1910人が参考になった
プレイ時間 4時間
おすすめしない
村を襲撃してきた隣村の連中を追い払っているうちにその背後にある恐るべき存在に迫っていく、まるで時代劇の中の日本を舞台とした2Dチャンバラアクションゲーム。
メインは日本刀を持った主人公を操るチャンバラアクションになるのだが、これがまあ操作性が酷い。敵の攻撃をガードと前転で回避しながら隙を見つけて強弱2種類の攻撃でコンボ攻撃を行うのが戦闘の基本操作となるのだが、いずれの行動もキー押下からアクションを開始するまでが非常に鈍い。敵の攻撃モーションを見てからキーを押していたのでは到底間に合わず、勘でガードや回避操作をしたり、当たってくれとお祈りをしながら攻撃をしなければならないためプレイヤーが勝利を勝ち取る感覚がない。このプレイヤーとキャラクターの連動性の悪さがこのゲームの全てを台無しにしており、ストーリーを追ってひたすら一本道を敵を倒しながら進んでいくゲーム性である本作では受け入れられない。また一般的なアクションゲームにあるようなキャラクターの成長要素もなく、戦闘のリズムが終始変わらないのもプレイしていて楽しくない原因になっている。
それっぽい日本の景色と白黒の雰囲気は面白くはあるが、これも最初のうちだけ。次第に見づらさだったり、終始変わらない景気といったネガティブな面が強くなってくる。雰囲気だけを味わって満足するなら他の白黒アドベンチャーゲームでもプレイすれば良く、このゲームを遊ぶ理由は見当たらない。
2023/8/159人が参考になった
実況・プレイ動画(YouTube)
配信・アーカイブ(Twitch)
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