2022年8月19日
Ember Crusade IV
アクションアドベンチャーインディーRPGストラテジーシングルプレイヤー

Ember Crusade IV is a twin stick looter shooter roguelike where you embark on a blazing crusade to save the solar system from a demonic invasion.
80
Steamレビュー
5 user reviews
5件
Steamレビュー
全期間
80%
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直近30日
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プレイ時間 1時間
おすすめしない
粗削りな面白さ。
本作は2021年~2022年ですっかりお馴染みとなったローグライトの全方位型アクションシューティングだ。何番煎じかと突っ込みたくなるが、まぁそれはいい。
操作はツインスティックらしく左アナログで移動、右アナログで射角調整。RTで射撃、LTで完全無敵のローリング回避。敵を倒して溜まるゲージが最大になるとLBでキャラに応じたスキル発動となっている。
ルールとしてはフロア制になっていてフロアの敵をすべて倒すとフロアクリア。ライフ回復アイテムやアーマー回復アイテム。素材アイテムが道中で手に入り、敵を全滅させた時点で装備取得判定が行われる。ちなみに耐久力についてはライフとアーマーの二段階制になっていてアーマーが1でもあれば被弾時にアーマーから削られ、アーマーがないとHPが削られていき、HP0でゲームオーバーという寸法だ。なお、被弾時の無敵時間はなく、それでいて弾幕を張られるゲームなので連続で被弾するとすぐに死ぬ。5フロア目に到達するとボス戦となり、ボスを倒すと次のステージへ移ることになる。戦闘中は経験値が貯まっていき、レベルが上がるとポーズ画面でパラメータを割り振ることができるようになっている。
メインメニューではプレイ中に手に入れた素材を使って永続強化ができるほか、プレイ中の装備取得時の交換とは別に装備の処分があり、処分等を行うことでスクラップアイテムが手に入るようになっている。このスクラップアイテムはメインメニューでクエストを受注するための通貨となっていてクエストを達成するとまた別途報酬が受け取れるという流れ。
なのでゲームサイクルとしては
①プレイ
②素材やスクラップを集める
③死ぬ
④メインメニューで素材を使って強化
④´スクラップを使ってクエスト受注
⑤達成したクエストの報酬を受け取る
そしてまた①へ戻るとなっている。
さて、ここで肝心になってくるのがゲームそのものの面白さだ。
まずバランスが悪い。上で書いた通り敵を全滅させると装備取得判定が行われるのだが何も出てこないことが普通にある。装備では様々な種類の銃や被ダメージを抑える防具が存在するのだが何も出てこないと当然装備は刷新できない。するとボスどころか道中ですら苦しめられ、ちょっとした操作ミスで死ぬレベルの脆さになる。逆に運よくレアリティの高くて便利な装備が出ると道中もボスも馬鹿馬鹿しくなるほど楽になり、暴れに暴れる気持ち良さが味わえるというもので極端なのだ。
プレイ全体の変化が乏しいのもつらい要素だ。こちらも上で書いた通り永続強化機能があるのだが一段階目の強化が遠く、5,6回運依存のプレイを繰り返してようやく複数のうちの一つが強化できるかもしれないレベル。しかもたった一段階では体感的な変化は感じにくく、強くなった実感が得られないのが精神的に苦しさを増す。
なので上のサイクルについても実は④だけなかなかできないという、ゲームサイクルが最初から破綻しているダメバランスとなっている。
これらのせいで繰り返しプレイのモチベーションが維持できにくく、総合的に見ても競合に比べて明確なゲームデザインのセンスの差を否が応にも感じてしまう。あとつらいついでで言うとボス戦もつらい。強いのではなくどのボスも似たような攻撃しかしてこないので「弾幕ゲー舐めてる?ねぇ、舐めてるでしょ?」と言いたくなるほど戦っていて退屈なのだ。さらに見逃せないボス戦の不具合もある。ボスは周囲にダメージ判定のあるバリアのようなものを張り、中に入るとダメージを受けるのだがボスを撃破してもバリアとバリアのダメージ判定が残っていて、道中同様に敵全滅による装備取得判定で装備の入った宝箱が出ることがあるのだが、それがよりにもよってバリアの中であるため、それを取ろうものなら「中身を空ける」「装備の内容を確かめる「現在装備しているものと交換するか悩む」の3つの過程において常にダメージを受け続ける(しかも大ダメージ)というトチ狂ったものになっている始末。
ゲーム部分以外のユーザビリティについても完成度は低く、「射撃時に画面振動」という定番仕様はやはり定番通り「ないほうが見やすい」といういらない機能がある。迫力が出るのは確かだが敵弾が見づらくなる&こちらの射撃の正確性が損なわれるというマイナス要素がでかすぎて、結局ガチで攻略すると真っ先に不要となる機能だ。画面サイズも一切調整できず、強制フルスクリーンである。しかもPC側の制御であるAlt+Enterすら受け付けない融通の利かなさは作品の完成度の低さを裏付けるかのような利便性の弱さである。
そういった諸々のことを踏まえると競合の人気作が100円~300円ほどで販売しているのに対して本作の820円という価格はちょっと…いや、だいぶ高すぎである。
率直に言うと完成度と値段と中身が見合っていない駄作。
もうちょっと自分の作品を客観的に見たほうがいい。
2022/8/209人が参考になった
対応言語・スペック
日本語非対応
最低スペック
OS
Windows 10
プロセッサー
Dual Core 1.8GHz OR HIGHER
メモリー
1024 MB RAM
グラフィック
GTX 750 1GB OR HIGHER
ストレージ
200 MB の空き容量