Your letter has been rejected.

貴殿を検閲官へと任ずる。 手紙のやり取りに問題がないか確認するように。 問題がある手紙は、決して送り届けてはならない。 我々は貴殿の働きに期待している。 我らがグルツァナに栄光あれ。
MONAZ. · 2025年8月4日
アドベンチャーインディーシミュレーションシングルプレイヤー
Steamレビュー
100%
好評 · 19件
Metacritic
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プレイ時間 1時間
おすすめ
2025/8/546人が参考になった
プレイ時間 5時間
おすすめ
無料版よりもよりクオリティが上がり楽しくなりました。
購入を迷っている方は無料版を触ってからでもいいと思います。製品版で結構ストーリーが奥深くなっていて、かつマルチエンディングになったので、無料版をプレイしてもネタバレにはならないです。
無料版にあった縦読みや便箋の柄をヒントに複数の手紙からキーワードを読み解いていくなどの解読要素は無くなってしまった模様。アレ好きだったんですけどね。
とあるルートで出てきました!嬉しい!
このゲームで地味に面白いのは新聞。別に攻略するにあたり読む必要もないものなんですが。
例えばとある日の新聞に「◯◯があり何人死亡」みたいな見出しのニュースが載っている。その時は特に気にせずチラ見で「ふーん」と終わる。
でも検閲で本来ポイしなきゃいけない内容の手紙を敢えて(自分の評価と引き換えに)通すと、手紙の受取主が危機を察知して動き、その世界線では「◯◯があったが死亡者はなし」みたいなニュースに変わっていたりする。誰にも気付かれず静かに変わった未来と救われた命に「おぉっ」と思う。二度言うが自分の評価は落ちる。
いいじゃん。
普通にやっていくとBAD END直行で詰むようなシーンがありますが、このゲームはチャプター式で時間を巻き戻して何度だってやり直すことが出来ます。
例えば我が子が偶然にもお偉いさんの秘密を暴く証拠を握ってしまい政府に追われてBAD ENDならその秘密が生まれるキッカケとなった手紙を勝手に捨ててしまえばいいんです。
当然フツーに厳重注意くらうし評価下げられるし、二度もやろうものなら……。
評価と矜持と命をかけて、最善の未来になるまでやり直しましょう!あるいは最悪の未来を見に行きましょう!
↓これら全部発売後数日で改善されるアプデが来ていました。もう不満点がなにも出てこない。神ゲーか。
唯一改善点が欲しいなと思ったのは「タイトルに戻る」が出来るタイミングが少ないこと。お手紙検閲タイムでしか出来ません。
誰かとの会話シーンは既読であれば早送り出来ますがメニューは開けず、その他にも新聞を開くタイミングであったり、たまに挟まる主人公の独り言だったり、そういうシーンでは全てタイトルに戻ることが出来ません。後者二つは早送りやスキップも不可。ゲームを落として立ち上げ直した方が早いレベル。
手紙の見逃し等があった時点でその日をやり直したいのに、タイトルに戻れるようになるまで結構待たされるのが地味にストレスでした。
何度も何度もやり直してエンディングやルートを回収していくゲームなのでこの辺りの不便さが改善されるともっと良いなと思います。
…と不満点ばかり出てしまいましたが、ゲームとしては価格以上の面白さです。
2025/8/514人が参考になった
プレイ時間 2時間
おすすめ
――グルツァナ人民共和国に栄光あれ
私はこの偉大なる国の検閲官だ。
規則を守り、国家の平穏を守る。それが私の誇りであり、存在理由だ。グルツァナ人民共和国万歳。
毎朝、机の上には様々な手紙が積み上がる。
政府を批判した歌手の話。
かつてこの国に歌姫と呼ばれた歌手がいた。
彼女はステージで叫び、降壇した瞬間に官僚たちの怒りを買い、
地下室で叫び声を上げ続けた。
やがて薬を飲まされ、喉を焼かれ、
二度と声が出なくなった。
次の日の朝刊で、彼女が消されたことを知った。
ただ規則は明快だ。この国に反逆は許されない。
私は手紙をrejectし、通報する。
有名女優の物語もあった。
政府幹部の犬として生きることを強いられ、一度だけ命令に逆らい、
一夜にして消された。
彼女の名は、もうどこにも記録されない。
私は国家の意志に従い、手紙を排除する。
そしてある日、
男を巡る二人の女の手紙が机に置かれた。
若い女は熱烈な言葉を綴り、
もう一人の女は男を夜に呼び出した。
私は手紙を読み、特に規則違反はないと判断して許可した。
次の日の朝刊には、男が何者かによって殺害されたことが記されていた。
私は驚かなかった。
私の判断が誰かの死につながることなど、この国では珍しくもない。
それでも私は、国家のために正しい判断を続ける。
子供が祖父に送った手紙には、こう綴られていた。
「昨日、大きな花火みたいな音がしたよ。人がぺちゃんこになってたよ。」
あどけない字で書かれたそれは、無知の純粋と恐怖が混ざった、ひとつの報告だった。
規則は明快だ。
私は、ためらいなく通報ボタンを押す。
今頃家には特殊警察が訪れ、身柄を拘束していることだろう。
画面には“無慈悲な判断”と表示される。
それは単なる一文、ただのデータ。
だが私は、その冷たい言葉の向こうで、何かが切り捨てられ、何かが静かに壊れていく音を聞いた気がした。
それでも私は、国家の一員であることに誇りを持ち、インクが乾くまで何も考えないふりをする。
そして次の手紙に手を伸ばす――
それが“正しさ”なのだと信じて。
それでも、
この国の手紙には、亡命の願い、革命の夢、くだらない日常――
あらゆる人生が息づいている。
忠実な犬としてルールを守り続ける道を選ぶなら、
私はただ、国家のためにスタンプを押し続ける。
やがて自分が誰だったかも薄れていく。
それでも私は歯車であり続けることに安心している。
だがある日、
亡命を夢見る手紙がそっと紛れ込むことがある。
遠い国で新しい人生を始めたい、
家族と自由に笑い合いたい――
その願いは、紙切れ一枚に押し込められて、
私の目の前に差し出される。
私は悩み、震える手で、
時にその手紙を通してしまうことがある。
国家への裏切りの甘い罪悪感。
だがそれが、人間としての最後の矜持のようにも思える。
革命を夢見る者たちの叫びが、
夜の帳の中でこだますることもある。
机の上に紛れた一通の密書――
言葉は短く、だが炎のように熱い。
私はふと、この国の外側に小さな裂け目が生まれるのを感じる。
そのたびに、自分の存在意義さえぐらつくことがある。
グルツァナ人民共和国に栄光あれ。
私はこの国の歯車だ。
機械仕掛けの秩序の中で、誰かの人生を許し、誰かの人生を消していく。
正しさの名のもとに、私は今日もスタンプを押し続ける。
でも――君がこのゲームを終える時、
画面の向こうの“誰か”の声が、
自分の胸の奥でいつまでも反響し続けることを願っている。
これはただの物語ではない。
君自身が“国家の一員”として何を選び、
何を見過ごすのか。
それを静かに、だが確かに問う作品だ。
2025/8/58人が参考になった
プレイ時間 1時間
おすすめ
まだ途中までしか進めていないですが、雰囲気はとても私好みです。もっと多くの人に知られてほしい。
2025/8/47人が参考になった
実況・プレイ動画(YouTube)
配信・アーカイブ(Twitch)
¥800
最安値 ¥560(30% OFF)