Verho - Curse of Faces

Verhoは『キングスフィールド』シリーズの伝統に連なるダークRPG。舞台となる「孤立の時代」には、仮面のみが「顔の呪い」から身を守る唯一の術となる。ヤリフの地へ赴き、その呪いの起源を探し出し、その脅威に立ち向かえ。
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非常に好評
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プレイ時間 14時間
おすすめ
動画版レビュー↓https://youtu.be/jzHst-IVheQ
Flydigi Direwolf 2コントローラーを使用。
あらすじとゲーム概要
◆ 『キングスフィールド』と『Lunacid』から影響を受けて開発された、顔を見せることが死を意味する呪われた世界、マスクが安全の象徴となった世界が舞台の、一人称視点のアクションRPG作品。
かつて繁栄した王国は、王が狂気へと墜ちた事によって荒廃の一途を辿っていた。
狂王を打倒すべく、その友でもあった魔術師はとある悪魔を異界から召喚する事を決意する。
だが、召喚された存在は余りにも強大で、魔術師は制御に失敗し、悪魔の放った呪いが世界を覆った。
呪いは人々が出会う事で発動し、死へと至らしめる力を持っていた。
それによって「孤立の時代」が300年近く続いたものの、一部の人々はなんとか生きながらえることができていた。
「創造主」と呼ばれる存在が、“互いが顔を見る事”を条件に呪いが発動している事を発見した事で、人々は仮面をつけて生き延びる術を編み出したのだ。
そんな世界で、プレイヤーは名もなき旅人となって、世界を荒廃させた呪われた地「ヤリフ」へと足を踏み入れる。
そこでこの呪いを終わらせるか、それともその力を自らの為に使うかの選択を迫られる事となる。
このタイプの作品としてはと言うと少々語弊があるが、同ジャンル作品の多くが断片的な情報を与えて、プレイヤーが考察を楽しむ事をメインとしているのに対して、本作はプレイヤーに考察させつつも、物語の中核をなす、核心的な部分はしっかりと説明が入る。
ただし、そちらはやり込みを行う事で解放される部分であるため、ネタバレを避けるため、触れないでおく。
通常にクリアをするだけでも表面的な物語は理解できるので、心配はいらない。
また、このタイプの作品で面白い要素の一つでもある、アイテムや装備品のフレーバーテキストもしっかりと作られており、物語に関連した事から、本作とは直接的に関係ない知識や異なる地域の情報を知る事もできる。
地域と言えば、本作でプレイヤーが訪れることとなるエリア、実際には全体のグラフィックはクラシックな表現が為されており、かなり味のある作りになっている。
所謂“雰囲気”を重視している形だ。
また、オプションから色々とグラフィック周りを設定する事ができるので、好みにあわせて調整して欲しい。
これらの雰囲気を引き立ててくれるBGM周りの作りも非常に上手く、プレイヤーの冒険心をくすぐり、場面にあったモノでありながらも、ダークな世界観を表現した陰鬱でメランコリックな旋律をメインとした楽曲が多い。
プレイに関しては、近接や遠距離武器、魔法や武器の能力を使用し、防御などを行いながら戦闘をこなし、探索を行い、ステータスを強化したり、装備品を変更、強化しながら攻略を行っていく。
それぞれの要素に関しては各項目で詳細に解説していこう。
アクションと戦闘
◆ 多くの同ジャンル作品が本家「KF」からジャストガードやパリィなどを筆頭に特殊な、あるいは新たなアクションを追加しているのに対して、本作では非常にシンプルな作りとなっている。
本作で使用可能なのは、通常攻撃、魔法(ゲーム内名称はルーン)、装備品によってはちょっとした回避、あるいはガードが使用可能だ。
また、魔法の付与されたいくつかの武器では、武器固有の特殊技や魔法も使えたりする。
通常攻撃の仕組みがやや特殊で、本作にはスタミナの代わりに攻撃を「溜める」事で上昇するゲージがあり、これが貯まっているほど一撃が強くなる。
初代「KF」をプレイした事のある方なら「POWER」が頭を過ると思うが、大体あっている。
ただし、本作では、実際の操作では攻撃ボタンを長押しするチャージ系の操作だと思ってくれればいい。
そのため、攻撃ボタンを連打した場合は低威力の攻撃が出る。
実際の戦闘では、回避行動が基本的には取れないため、敵との間合いを把握しつつ、チャージを行い、一発一発を慎重に叩き込んでいく、古典的でありながらも緊張感のある硬派な戦闘を特徴としている。
また、使用している武器の種類、剣や大剣などによって武器のリーチやチャージの速度が変わるので、こちらの方も意識する必要がある。
もちろん、魔法を使うのであれば、戦い方は更に変わるが、間合いの把握が重要になる点など、基本が変わるわけではない。
魔法に関しては、戦闘面においてバランスをとるための特殊な仕様があるのだが、こちらに関してはRPGの項目で詳しく説明する。
このタイプでよくある、“魔法を使う方が圧倒的に有利”という現象が発生しないための仕様だ。
弱いわけではなく、極端に強くもないというだけなので、心配はいらない。
そのため、シンプルな戦闘でありながらも使う武器、あるいは魔法毎に色々とビルドを組める点が面白く、戦い方を工夫できるため、その点でリプレイ性が高い。
こういった部分だけ切り抜くと良い部分だけが目立つが、実際には、このシンプルな作りの戦闘には悪い部分ももちろんある。
項目冒頭で述べたように、現代の同ジャンル作品の多くが新たなアクションを採用、追加している事には訳があり、それはアクションが少ない事によって戦闘がマンネリ気味になるからだ。
当然ではあるが、プレイヤー側の取れるアクションが少ない程、こちらが行える行動、戦闘での選択肢が少なく、敵側もこちらにあわせたバランスで戦闘を調整する必要があるため、行動パターンが複雑にできない。
ボス戦こそ工夫のがなされているものの、中盤から後半にかけてのザコ敵との戦闘はややマンネリ気味になる傾向がある。
なので、完全に古典そのままというわけではないが、基本を踏襲した“良くも悪くもシンプル”な戦闘が楽しめると思ってほしい。
RPG要素
◆ RPG的な要素としては、レベルの概念、ステータスの振り、装備品などがあり、ゲーム開始時に「騎士」「魔術師」「審問官」など、ステータスの異なる様々な職業から一つを選びゲームを開始できる。
ステータスに関しては「筋力」「技量」「知力」等の基本を踏襲したものがあり、レベルアップと共に得られるポイントをこれらに振っていく形となる。
ちなみに戦闘で経験値を得るとレベルは自動的に上昇するが、ステータスポイント自体はセーブポイントでのみ振ることができる。
また、このタイプの作品としては珍しく、レベルアップ毎に得られるポイントは1点ではなく、3点となっている。
そのため、序盤から魔法剣士や筋力と技量を上昇させたビルドなど、ある程度はハイブリッド型のビルドを組みやすくなっている。
拠点となる地域でスキルポイントを振り直すことも可能ではあるが、特殊なアイテムが必要になるため、注意が必要だ。
このステータス周りで特殊な点が二つあり、まず一つはステータスの最大値は「99」ではない事だ。
最大値がどのぐらいなのかはプレイ中に確認できなかったが、参考までに、私がプレイした時には「270」程まで筋力を上げることができた。
本作には武器の攻撃力がプレイヤー側の特定のステータスの値に応じて上昇する、いわゆるステータス補正が採用されているため、特化型のビルドは最後まで攻撃力が上昇していく形となる点が面白い。
ステータス周りで特殊な仕様のもう一つは、筋力、技量などは上昇させるとHPが、知力等の魔法に関連したモノはMPも自動的に上昇する形となっていることだ。
HPやMPを多めに上昇させるステータス自体ももちろんあるが、わざわざ振る必要がない点が面白い。
先程の攻撃力が最後まで上がるのと同様に、この影響によって最初から最後まで一貫したビルド、例えば筋力重視、知力重視などを作り上げても特に問題はないという事だ。
ビルド構築だけでなく、いわゆる“ロールプレイ”的にも良い仕様だと言える。
ビルドといえば、特定の方向性、武器、魔法を使用したモノが強くなりすぎないように調整されており、例えば、HPも多めに上昇し、攻撃力も上げやすい筋力特化型の武器は前半ではほとんど入手できなかったりする。
この手の作品では有利な事が多い魔法に関しても、魔法の威力は知力によって補正がかからないようになっている。
その代わりに、魔法の数自体が多く、威力が高めなモノを入手しやすいといった具合だ。
魔法や装備品は商人からの購入や探索を通して入手することができ、これらを使用/装備するには一定のステータスが要求されるが、先ほど述べたように本作は入手できるステータスポイントが多めとなっているため、わりと余裕をもって色々と使用可能だ。
装備に関しては武器以外に様々な特殊な能力を持った指輪を装備する事も出来る。
探索要素
◆ 戦闘がそうであるように、「Verho」の探索要素はシンプルとなっている。
ただし、クオリティが高く、ボリュームもなかなかだ。
プレイヤーが冒険の途中で訪れることとなるエリア自体の数が多く、怪しげな教会、古代の神殿、荒廃した都市、暗い洞窟などの様々なエリアが登場し、また各エリアには隠された部屋や、ちょっとしたパズル要素、そして探索した先にはしっかりと報酬が待っている。
没入感、“冒険をしている”という感覚が強い作りとなっており、暗いエリアでは松明を付ける必要があったり、これが面倒であれば光の魔法を覚えたりと工夫を行う事も出来る。
また、松明を使った仕掛け、パズルなども登場するので、覚えておくと良いだろう。
序盤では攻略が難しいエリアなどもあったりするが、発見済みのセーブポイントからセーブポイントへと最初からファストトラベルが可能となっているので、無駄な移動が少ない点がありがたい。
余談となるが、探索周りのボリューム自体がインディー作品としてはかなり多い方ではあるが、導線がしっかりしているので、迷う事は少ないはずだ。
----------------------【良い点】----------------------
+ 世界観の作り込みと設定
+ シンプルだがとっつきやすい戦闘
+ 豊富な探索とRPG要素
+ 冒険しているというワクワク感を上手く表現している
----------------------【悪い点】----------------------
- シンプル故に後半は戦闘がマンネリ化する
-----------------------【総評】----------------------
本作は、悪魔の呪いによって滅びかけた世界という重厚な設定を土台に、硬派なダークファンタジー世界での冒険を提供してくれる一作だ。
断片的な語りだけに頼らず、やり込みの先で物語の核心をきちんと描く構成は、考察好きにも物語重視派にも嬉しいバランスになっている。
フレーバーテキストまで丁寧に作り込まれており、世界観を十分に楽しめるだろう。
戦闘は良くも悪くもシンプルになっており、ビルドの幅は広いものの、どちらかと言えば緊張感ある古典的な戦闘スタイルが魅力だ。
探索はシンプルながら密度があり、ボリュームも満点で冒険している時のワクワク感をしっかりと感じられる。
最新のアクションを求める方にこそ向かないが、本作は影響元である「KF」の面白い部分をしっかりと理解し、昇華した作品となっており、インディーかつ同ジャンルの傑作と呼べるレベルのできだ。
「KF」系のアクションRPGを求める方、あるいは「KF」系をこれから遊んで見たいという方にこそプレイして欲しい、オススメ作品だ。
プレイ動画をアップしているので、本作が気になった方はこちらを参考までにどうぞ。https://www.youtube.com/watch?v=_7aFoFIXoFg
他にもアクションやメトロイドヴァニア系作品をSteamキュレータープラットフォーマーズで、ローグライク作品をローグライクゲーマーズで紹介しています。
良かったら御覧ください。
2026/2/1815人が参考になった
プレイ時間 24時間
おすすめ
プレイ時間:23時間(クリア済み)
■ 長所
・King’s Fieldに影響を受けたKFライクとして完成度が高い
・手探りで進めることを前提にしたレベルデザイン
・レトロ調(PS1風)グラフィックによる雰囲気作りが秀逸
・武器・魔法・ビルドの幅が広く、試行錯誤が楽しい
■ 短所
・特定エリアの難易度や敵配置に不満が残る
・敵の当たり判定や挙動に理不尽さを感じる場面がある
・同じ敵のバリエーション違いが目立つ
・意図的に不親切な設計で、好みがはっきり分かれる
▶ 推奨プレイヤー
・LunacidなどのKFライク作品が好き
・NPCや書物の小ネタを読み解きながら楽しめる
・ローポリ特有のレトロな空気感に惹かれる
・ビルドを変えて周回プレイしたくなるタイプ
▶ 非推奨プレイヤー
・高難易度にストレスを感じやすい
・明確な誘導や快適さを重視する
・戦闘パターンの単調さに耐えられない
・万人向けの遊びやすさを求める
【総評】
序盤から中盤にかけては、雰囲気・探索・戦闘の噛み合いが非常によく、「迷うことそのものが楽しい」という体験をしっかり味わえます。一方で終盤では、敵配置や難易度設計の粗が目立ち、評価が割れやすいポイントになっているのも事実。それでも、KFライクな探索重視の体験に惹かれるプレイヤーにとっては、確実に印象に残る一本。荒削りながら刺さる人には刺さる、そんなタイプの良作KFライクです。
2026/2/46人が参考になった
プレイ時間 26時間
おすすめ
Lunacidが好きなら買うべき
ステージも多くボスも多い
このジャンルゆえ、FP視点ゆえのできることの少なさから
飽きるかなってところで終わるので
ちょうどいいゲームサイズなんだろうな
●気になったところ
①武器の性能が要求ステータス依存で
序盤の武器を強化しても終盤の武器にはかなわないうえに
何故か最初から中程度強化された状態で手に入るため
現物を拾いながら戦うことになる
ユニーク武器はいっぱいあるのだが活躍期間が限定的で
全く出番がない武器も多いはず
②魔法剣士と魔法使いは別物
要求ステが低い武器はサブウェポンにすらならないため
魔法剣士は新武器のために筋技にもステを振っていくことになる
純魔法使いが筋技に振ると低MPか超紙装甲になりまともに戦えない
どっちかに絞らないときつい ということ
③中~上級魔法が弱い
消費が10倍以上、威力は固定で知力で上昇しない、
その威力も高くない(消費10倍でも大半はいいとこ威力2~3倍くらい)
消費がデカすぎるので道中で使えず
純魔は武器も弱いので大半の場面で初級魔法を使うのだが
そうすると純魔の意味がほぼない
(魔法剣士も初級魔法は湯水のごとく連射できる&同時に武器で殴るので手数2倍)
以上の理由から 純魔法使いはとくに道中がきつい
武器と魔法のシステムの一部が気になったがそれ以外は最高
つまり
●よいところ
それ以外全部
2025/11/265人が参考になった
プレイ時間 33時間
おすすめ
キングスフィールドタイプのアクションRPGで難易度は高めですが、セーブポイントは多くてリトライしやすいのでトライ&エラーでなんとか進んで行けます
装備品や魔法は能力値が足りないと装備できない仕様ですので、どういった感じで能力を伸ばすかを定めていかないと中途半端になりがちです
日本語が無いのが残念ですが、雰囲気は十分に楽しめます
---- 2606/2/1追記 ----
日本語が追加されたので再度プレイしました。
直訳ではなく世界観にあった雰囲気の日本語でアイテムの説明テキストもとても素晴らしい感じです。
話が分かったのでよりこの世界観に深く入れるようになったので感謝です!
2025/12/292人が参考になった
実況・プレイ動画(YouTube)
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