Monument Valley 3

ustwo games · 2025年7月22日
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「光を継ぐ少女の旅」
ゲーム紹介
『Monument Valley 3』は、錯視と構造美の空間を舞台にした、幻想的パズルアドベンチャーシリーズの第3作目である。今作では灯台守の見習いヌーアを主人公に据え、光の継承と再会の物語が描かれる。
開発は引き続きustwo games。詩的で倫理的なゲームデザインを得意とするスタジオであり、今作でも静けさと構造の語りを融合させた演出が際立つ。
日本語にも完全対応。操作は直感的で、言語に依存しない設計となっている。
ストーリー
灯台守の見習いである少女・ヌーアは、光の意味を探す旅へと出る。彼女の傍らには、世界を照らし続けてきた老いた灯台守の姿がある。その背中は静かに語る——光はいつか誰かに託されるものであることを。
ヌーアは、出会いと再会を繰り返しながら、光を継ぐ者として成長していく。その旅路の先には、かつての灯台守が歩んだ道の記憶と、まだ見ぬ未来の光景が静かに重なっている。
プレイ内容
物語は全10章構成。各章は水、光、沈む街、灯台の残光など、詩的な舞台で展開される。
プレイヤーはヌーアを導きながら、構造物を操作し、空間を再構築していく。今作では複数キャラクターの連携操作や、再会によって変化する構造演出が加わり、シリーズの進化を感じさせる。
舟を使って水面を移動する場面も登場する。これは、この世界がほぼ水没に近い状態であることを示唆していると思われるが、そうした構造が新たなゲーム体験を生み出している。
システム
錯視と構造の再発明
シリーズ伝統の回転・接続・重力の反転に加え、新たなギミックや視点の転換が登場。
音と沈黙の演出
セリフは最小限。環境音と効果音の使い方が巧みで、場面ごとの情緒を支える音響設計が光る。
音楽と視覚の融合
一部のシーンでは、音楽と視覚演出の組み合わせが極めて巧妙であり、シリーズが完全にアート作品へと昇華した瞬間を感じさせる。
抽象性と解釈の余白
テーマは複数存在し、最終的な意味づけはプレイヤーに委ねられている。その抽象性が、世代を超えた継承と希望の物語をより深く感じさせる。
総評
『Monument Valley 3』は、シリーズの静けさと構造美を継承しつつ、光と再会の物語へと進化した作品である。
グラフィックスはシリーズ最高峰の完成度を誇り、暖色の世界観と人々の営みが描かれる舞台は、これまでの作品と比べても最も賑やかで、孤独感の少ない構成となっている。舞台そのものが希望を象徴するような空間として設計されており、プレイヤーはその中で静かに、しかし確かな感情の流れを体験する。
舟を使って水面を移動する場面も登場する。この演出は、温暖化や海面上昇といった現実の問題を静かに反映しているようにも感じられ、構造の中に倫理的な問いを忍ばせている。ちなみに舟は、その帆の模様からトーテムであろうことがわかる(筆者の推測)。トーテムは1作目でも2作目でも主人公を導いてきた存在だが、その献身性や利他的な象徴性が、今作では“導き”としての役割を重視され担っていると思われる。
主人公の少女・ヌーアは、アラビア語で「Noor」と書き、「光」を意味する。その名は、彼女自身が光の継承者であることを象徴している。ヌーアの旅は、記憶と希望をつなぐ光の継承の物語として描かれている。
本作は全体として、演出と構造がよく調和しており、視覚・音響ともに高い完成度を誇る。とくに一部のシーンでは、音楽と視覚演出の組み合わせが極めて巧妙であり、シリーズが完全にアート作品へと昇華した瞬間を感じさせる。
しかし、章末に登場する魔方陣を描く演出においては、テンポと演出のバランスにやや難があると感じた。描画の間が長く、儀式的な深みを狙った設計であることは理解できるが、結果として没入感を妨げる場面もあった。構造の沈黙が詩になる一方で、間延びが構造の外へと意識を押し出してしまう瞬間がある。
それでも、光を継ぐ者としての旅路を通じて、継承・再会・希望といったテーマが静かに語られる構造は、シリーズの中でも特に豊かな感情の余白を残す。
この作品は「世界を皆で使わせていただいている場所」として描き、世代を超えて守り継ぐという倫理的な視点を、構造と演出の中にそっと忍ばせていると感じた。
希望を灯す者としての旅路を体験したい人に、強くすすめたい作品である。グラフィックとサウンドの融合演出が素晴らしく、アート作品として体験したい人にも強くすすめたい。
生命の庭
追加大型アップデート「生命の庭」は、無料配信ながら非常に充実した内容を誇る。パズルの難易度は全体的に高めで、新たに追加された仕掛けは従来の攻略法では通用しない場面も多く、既存プレイヤーにとっても新鮮な挑戦となるだろう。
アートワーク、演出、そしてサウンドの融合は相変わらず見事で、プレイ中に深い感動を呼び起こす。特に最終パズルはシリーズ屈指の難関であり、筆者自身もクリアに35〜40分を要した。
本編クリア後に楽しめる追加コンテンツとして、しかも無料で提供されている点は大きな魅力となる。シリーズを遊び尽くした人にも、新たな達成感を与えてくれるアップデートと言えるだろう。
長所
- 日本語対応で直感的にプレイ可能
- 暖色の世界観と賑わいが新鮮
- 光と再会を描く新たな物語構成
- 錯視と構造操作の進化が感じられる
- 音楽と視覚演出の融合が芸術的
- 環境音と効果音の使い方が巧み
- 沈黙の中で支え続ける、献身と利他の象徴としてトーテムが今作にも登場(姿は異なるが)
- サウンドのボリューム調整が不可
- 一部の操作にテンポの悪さがある
- 抽象性が強く、明確な物語を求める人には不向きかもしれない
2025/11/2124人が参考になった
プレイ時間 5時間
おすすめ
視差を活かした立体迷路パズル第3弾、今作は灯台守の物語。
ゲームシステムは従来のシリーズと同じ、通路を回転やスライドさせ細い通路をつなぎゴールを目指す。難易度は従来より下がったかも。
あいかわらずアートワークや雰囲気は素晴らしく、従来に比べ背景はよりリッチになり大胆な画面の変化を楽しめる。
ボリュームは今までより少なめ、全10章で2時間もかからずクリアできてしまう。アプリでリリース済みの11章はまだ実装されていない(今冬追加予定とのこと)。価格もやや高めなので、思い入れがなければ新章のリリースやセールを待った方が良いかも。
パズルやアートワークは文句のない完成度、美しい世界に心ゆくまで浸ろう。
2025/7/228人が参考になった
プレイ時間 5時間
おすすめ
シリーズ第三作目。
1と2はストーリーが続いていましたが、三作目は別のストーリーなので単体で遊んでも問題なさそうです。
変わらず視覚的に楽しいゲーム性に、素晴らしいBGMとSEが世界観を引き立てます。
追加要素があるようなのでまだまだ期待できる作品です。
追記(2025/12/7)
追加要素も全てクリアしました。
やはり綺麗な世界観と音楽に圧倒されました!
想像以上にボリュームがあり、満足感がありました!
2025/9/223人が参考になった
プレイ時間 4時間
おすすめ
見て楽しむ系のパズルなんで難易度は察し
3まで大体同じ流れできてるので良くいえば安定、悪くいえば単調かな
舞台はやや大陸よりの文化圏になってるがやはりお隣のマーケティングを見据えてなんですかねえ
だいぶ前からでてる類似品の牽制も込めてるかもしらんが
2025/8/103人が参考になった
実況・プレイ動画(YouTube)
配信・アーカイブ(Twitch)
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