2015年10月6日
2064: Read Only Memories
アドベンチャーインディーシングルプレイヤー

西暦2064年、主人公、そして世界初の自立思考型AIであるチューリングは危険なスキャンダルの闇に呑まれようとしていた。
80
Metacritic
非常に好評
批評家スコア
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プレイ時間 11時間
おすすめ
「『心』の所在は、肉体か、それともROM(記憶装置)か。―ヒトと機械の境界線が溶け合う、ネオ・サンフランシスコの診療録」
ストーリー
西暦2064年、ネオ・サンフランシスコ。
売れないジャーナリストである主人公のアパートに、突如として自律思考型AI(ROM)の「チューニング」が転がり込んでくる。
行方不明になった開発者ヘイデンを探すため、凸凹コンビはネオン輝く街へと繰り出す。遺伝子交配種(ハイブリッド)、サイボーグ、そしてAI。 多様性が極限まで進化した社会の裏側で、技術的特異点(シンギュラリティ)を巡る陰謀が動き出す。
概要
90年代の日本のPCゲーム(特にPC-98時代)へのリスペクトに溢れた、サイバーパンク・アドベンチャー。
ドット絵で描かれたレトロフューチャーなビジュアルと、コマンド選択式のポイント・アンド・クリックシステムを採用している。 プレイヤーは相棒のAIロボット「チューニング」と共に、聞き込みやパズルをこなしながら物語を進めていくスタイルになっている。
感想
小島秀夫監督のファンよ、今すぐ椅子から立ち上がれ。「これだよ、これ!」と叫ぶ準備はいいか?
本作を一言で言えば、海外のオタクが全力で作った『スナッチャー』であり『ポリスノーツ』だ。
主人公と相棒(AI)の掛け合い、タバコの煙、怪しげなバー、そしてサイバーパンクな都市描写。往年の名作アドベンチャーを愛する者なら、開始5分で実家に帰ったような安心感と興奮を覚えるだろう。
特に素晴らしいのが、相棒チューニングとの関係性と、脚本の深さだ。
見た目はコミカルでポップだが、扱われるテーマは『AIの遺伝子』のように鋭く、現代的だ。「AIに人権はあるか?」という王道の問いかけに加え、「サイボーグ化の果てに人間性を喪失する者」や「遺伝子改造されたマイノリティの苦悩」といった重いテーマが、日常会話の中にドキッとするような鋭利さで挟み込まれる。
この「ほのぼの」と「シリアス」の絶妙なバランスが、テキストアドベンチャー特有の中だるみを防ぎ、最後までプレイヤーを惹きつけて離さない。
一方で、ゲームプレイそのものには古臭さが残る。
雰囲気重視のピクセル風UIは、視認性や操作性において必ずしも成功しているとは言い難い。オーソドックスなポイント・アンド・クリック方式ゆえに、画面内の小さな判定を探してクリックし続ける「総当たり」を強いられたり、移動や演出のテンポが悪くモタモタさせられたりと、ストーリーに没頭したいのにシステムに水を差される場面(ダレ)があるのが惜しい点だ。
評価
【GOOD】
・『スナッチャー』『ポリスノーツ』への愛に溢れた世界観と、バディものとして完成されたストーリー。
・世界初の自律型AI「チューニング」が非常に愛らしく、彼(彼女?)との対話を通じて「人間性」を問う脚本が見事。
・サイバーパンクなBGMと、ドット絵で描かれたネオ・サンフランシスコの美術が、レトロゲームファンの琴線に触れる。
【BAD】
・UIと操作性の古さ。 メニュー画面やアイテム選択が直感的ではなく、あえてレトロに寄せた結果、現代のゲームとしての快適さを犠牲にしている。
・シーンによってはフラグ立て(次に何をすべきか)が分かりにくく、同じ場所を行ったり来たりさせられるため、テンポが悪くなる。
・翻訳は概ね良好だが、一部のスラングやネットミームの訳が独特で、好みが分かれる場合がある。
2026/2/121人が参考になった
対応言語・スペック
日本語対応
最低スペック
OS *
Windows XP
プロセッサー
2.0 GHz SSE2拡張命令セット対応
メモリー
1 GB RAM
グラフィック
Direct XもしくはOpen GL 2.0対応カード
DirectX
Version 9.0c
ストレージ
1000 MB の空き容量
サウンドカード
ピコピコ音が鳴れば何でも可
推奨スペック
OS *
Windows 7