
Obsessed : Night Shift
アドベンチャーインディーシングルプレイヤー
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おすすめ
「香ばしい炒め飯の香り。その裏で、狂気は静かに煮詰められていく」
ストーリー
父を亡くし、病気の母を抱える女子高生ヴァレリア。
彼女は母の高額な薬代を稼ぐため、近所の親切なオーナーが営む「ナシゴレン屋(Nasi Goreng shop)」で深夜のワンオペ・アルバイトを始めることにした。
しかし、深夜の静寂な店内で彼女を待っていたのは、空腹の客だけではなかった。ガラス戸の向こうから、粘着質な視線が彼女を突き刺し始めていたのだ。
概要
深夜の飲食店を舞台にした、調理シミュレーション × サイコホラー。
プレイヤーはヴァレリアとなり、実際に厨房に立ってインドネシアの国民食「ナシゴレン」を調理し、客に提供しながら代金を稼いでいく。
ゲームプレイは、注文を受けて食材を混ぜ、炒めるという「お仕事ゲーム」の側面と、不審な客や周囲の異変に怯える「ホラー」の側面が融合している。PSX(初代プレステ)風のローポリゴン・グラフィックが、深夜の気怠さと不鮮明な恐怖を見事に演出しており、プレイ時間は30分~60分ほど。プレイヤーの行動によって結末が変化するマルチエンディング方式を採用している。
感想
『Chilla's Art(チラズアート)』作品の影響を色濃く感じさせる、東南アジア発の労働ホラー。
本作の白眉は、なんといっても「ナシゴレン作り」という日常業務の作り込みだ。油の跳ねる音、中華鍋を振るリズム、そして食欲をそそる完成品。このあまりに平和で美味しそうな作業が、深夜というシチュエーションによって「背後がおろそかになる無防備な時間」へと変貌する。調理に集中すればするほど、背後に誰かが立っているのではないかという疑心暗鬼が加速していくのだ。
開発者のarydk氏とAkhir Hayat Studioは、インドネシアの湿度の高い空気感を表現することに長けている。
換気扇の回る音や、深夜の道路を行き交うバイクのノイズなど、環境音の設計も秀逸で、現地の屋台に迷い込んだかのような錯覚を覚えるだろう。
主人公が遭遇する脅威(ネタバレ)
ヴィクトル(歪んだ愛情を持つストーカー)
主人公ヴァレリアに対し、一方的かつ異常な好意を寄せる男性客。当初は客の一人として振る舞うが、ヴァレリアから明確な拒絶を示されると態度を豹変させ、隠し持っていたナイフを取り出し襲い掛かってくる。
彼の凶行は単なるホラー演出にとどまらない。女性の権利や社会的地位が比較的強いとされるインドネシアにおいても、感情の抑制が効かずに発生する「情痴殺人」の割合は決して低くはない。
本作のヴィクトルという存在は、そうした東南アジア社会の影に潜む「男尊女卑的な支配欲」や、拒絶を許容できない「歪んだ男性性」の闇を色濃く投影したキャラクターと言えるだろう。
評価
【GOOD】
・「ナシゴレンを調理する」という、空腹と恐怖を同時に刺激するユニークなゲーム性。
・PSX風の粗い画質が醸し出す、防犯カメラ映像のような不穏なリアリティ。
・東南アジアの深夜の空気感を再現した、優れた環境音と雰囲気作り。
【BAD】
・調理パートの操作性がやや独特で、慣れるまでオーダーミスを誘発しやすい点。
・一部、真面目なのか冗談なのか分からない描写が挿入されることで生じる混乱。
2026/1/203人が参考になった
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